新年おめでとうございます。暖冬少雪の予報はどこへやら、年明け前からどっさり降り積もった雪に悪戦苦闘しながら迎えた新年です。
中越地震の後、スマトラ島沖地震、米国のハリケーン、パキスタン大地震、そして2年連続の豪雪と、自然災害が続いています。原因究明も大切ですが、もっと大切なのは助け合っていく気持ちと行動、そして教訓を生かした防災対策や改善です。人々は大自然の前で己の小ささを自覚しつつ、謙虚な思いを忘れずにこれらの課題に取り組んで行かねばなりません。
それは、不可能だ、無理だと思ってしまうことへの挑戦の連続です。確かに私たちにはできないことがたくさんあり、乗り越えられない壁も多くあります。それでも、真剣に、そして一生懸命取り組んでいく中で、不可能が可能になり、無理だと思えたことがごく普通になっていくことだって少なくありません。あるいは、壁を乗り越えられなくても、迂回する方法を見つけるなんてこともあるのです。要は、傲慢な思いを捨て、謙虚な思いで出来事に向き合うことです。
園児から成人手前まで、対象年齢を問わず子育てに悩み、あるいは行き詰まった方々の相談を受けます。皆さん、一生懸命取り組んだ結果、自分ではどうにもならなくなってのことです。
でも、そんな時は誰かに相談するのがいいのです。助けを借りるのです。必ずしも適切なアドバイスを受けられるわけじゃないし、解決策が見つかるわけでもありません。でも、一人で抱えるのではなく、誰かが受け止め理解してくれていると思えるだけで、新たな気持ちが湧いてくるからです。
みんなが平穏無事であることを願い求めます。でも、誰かが助けを求めてもいます。だから、自分のことも大切なしながら、それでも隣にいる人に寄り添う気持ちを忘れないで歩む一年でありたいと思います。
クリスマス献金は42,350円でした。バングラディッシュの子どもたち支援等に贈らせていただきました。感謝です!