パラオの日本語世代への突撃インタビュー ショージシゲオさん





ショージシゲオさん 2006年当時86才(右側)
左側は、私(今よりかなり太っています)








部屋には、昭和天皇のお写真がありました。
ショージシゲオさん(86才)           2006年4月15日

日本はパラオを第2のハワイにしようと思って統治時代、南洋庁ができて各島に支所ができて日本人移民がかなり入ってきました。
そのときにミズホ村、シミズ村、アサヒ村、シンジュ村がありました。
日本の統治でない時代は、自由はあるけど規律があまりなくなった。
日本の統治時代、短い学習時間なので教育は高くはなかったと思うけど、子供がやってはいけないこと、お酒をのんじゃいけない、煙草を吸ってはいけない、物を盗んではいけない、といったことをちゃんと教えてくれました。
その当時の移民も大学を出た人もいたけれど、大半は農業をしたりして生計をたてていました。南洋神社を建てたりして第2のハワイにしようと思ったのかもしれないが、色々と力を注いでいました。南の玄関にしようとしたのだとおもいますが、パラオの人たちにも日本人は良くしてくれました。
ただ給料は安かったけど、

今のパラオの政治はあまりよくないと思う。アメリカが入ってきて自由はあるけれど、自分だけの自由だからあまりよくないと思う。
日本時代も自由はあるけれど、自分がいいと思っても周りがよくないと思えばやらない方がいいと言う教えでした。私はその方がいいと思う。
そういう心を最近は忘れているのがよくないと思う。
日本の歌はいい歌がいっぱいあって好きでした。

今のパラオは酋長がいてもあまり意味をなしていない。
日本時代は、酋長のいう事をきちんと守れという教えなので統率がなされていた。
今は自由自由と言うけれど個人の自由を優先しすぎるので上手くいかないことが多い。
人間には自由が必要だけれど、他人の自由をわかった上で自分も自由にならなければいけないと思うから、今の時代は本当の自由とはいえないと思う。

民主主義の選挙はあまりよくない。選挙だとよい人が選ばれるとは限らない。
日本は代々続いている天皇を敬う気持ちがあるから、他の誰が政治をしていても何とかなっていると思う。素晴らしいシステムだと思う。
天皇がいて、敬う気持ちがあるから国が平和なんだという事を再認識して欲しい。

戦争は日本が悪いばかりではない。戦争をするには理由がある。戦争をしなければ自分の国を守れない時がある。
日本は今のままでは韓国(朝鮮)や中国に植民地にされてしまうかもしれない。靖国神社を参拝したりするのを反日の人たちが反対するけれど、日本の為に亡くなった人が祭られているのだから参拝するのは当然のことだと思う。自分の祖先が祭られているのだから参拝するべきである。他国がそういうことに口出しすべきではないと思う。

このまま中国や韓国(朝鮮)のいいなりになっていたら併合されてしまうかもしれない。
併合されないためにももう一度戦争をしなくてはいけないかもしれない。
当時の日本人は「私たちは日本の繁栄と発展と平和の為に防波堤として死ななければならない」と考えていたが、今の日本人にそういう考えを持っている人がいないと思う。
自国を守るために自分達が何をすべきかもう一度考えるべきである。
今は日本はアメリカと同盟を結んでいるから表面的には他の国が手を出していないが、アメリカがいなければ今ごろ日本は韓国(朝鮮)か中国に併合されていると思う。
日本は元々独立の島だから隣国がいないせいもあって周りが分からない所がある。
人間は、悪い人もいれば良い人もいる。白い人もいれば黒い人もいれば赤い人もいる。
日本は単一民族だから特別である。

反対の意見も聞いた方がいいと思う。何でいけないかという事を考える意味でもそうした方がよい。
このまま、外国のいう事を聞いている事がどれだけ恐ろしい事か分かってもらう為にも私たちの意見を聞いてもらう方がよい。靖国神社に反対の考え方の人たちは勉強不足だと思う。

パラオには国営放送がないので、日本のNHKがケーブルテレビで放映されているので、今の日本の情勢がパラオにいながらも分かるところがあるので、今の日本の状況を憂いでいる。
君も日本人なんだから靖国神社参拝しなさい。

と言って、貝殻の首飾りをプレゼントしてくれました。
何かお返しするものがないかと思って荷物の中を探していると、日本に帰ってから年賀状でもいいし、手紙を書いてね。と言ってくれました。
お礼を言って別れ際に握手した時、もう一度、
「最後まで聞いてくれてありがとう。靖国神社、参拝するんだよ!」と言ってくれました。


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