131)ダンベル体操の奨め |
最近日本では肥満に対する認識が高まってきて肥満は生活習慣病を含む万病の元であり高血圧症、高脂血症、糖尿病、動脈硬化症などに深くかかわっていることがわかってきました(メタボリックシンドローム)。また日本人を含むモンゴル系の人種は大古の氷河期時代に食糧難を生き延びるために体に蓄えた20種類以上の肥満遺伝子が働き中年以降はどうしても肥満になりがちです。それは少しの食糧も効率よく体内に脂肪として蓄えようとするからです。また筋肉が衰えて基礎代謝率が若者の半分に減るためエネルギーとして燃焼するカロリーが減ってしまい結果として体内に脂肪として蓄積されてしまうのです。基礎代謝とは筋肉の力そのものです。筋力強化こそ肥満解消の近道です。その筋力を一日たった15分できたえることが出来る体操を勉強しました。以下次号(060715) |
132)続ダンベル体操の奨め |
忘康スポーツ医の講師の先生曰く、健康のために1日何時間も時間を費やす人がいるが一日が同じ24時間ならもっと他のことに時間を有効に使いたいと思い健康も大事だからせめて15分でも効率よく全身運動、中でも筋肉トレーニングが出来るのは何かと試行錯誤の末にダンベル体操を考案したそうです。自身、90kgあった体重を3ケ月間で70kgまで落としたとのこと、実際やってみると結構疲れたり汗が噴き出たり筋肉に負荷をかけているのを実感します。一人でやってもなかなか長続きしないので妻と二人で1日1回始めました。効果の程は後日報告しますが、ダンベル体操の仕方についてはいつでもご教授しますので興味のある方は連絡下さい。肥満症は複合汚染の元として最近ではメタボリックシンドロームという病名がつけられています。今日からダンベル体操でスリムな体を作りましょう。(060815) |
133)栄光は君に輝く |
よく降った今年の梅雨、7月の降雨量は記録的なものでした。逆によく晴れた今年の夏、8月の暑さはこれまた記録的、しかしそれにも増して暑く燃えたのが甲子園。駒大苫小牧が夏の大会3連覇なるか、かたや第1回大会から出場している名門早稲田実業が88回目にして悲願の初優勝なるか。手に汗握る決勝戦は日曜日でもありテレビに釘付けになりました。好投手高野と斉藤の投げ合いは引き分け再試合となり、小説でもこれほどのドラマは書けないと思えるほどの演出を見せてくれました。それにしても若さとは何とエネルギッシュでダイナミックですがすがしいものなのでしょうか。人間の一生を振り返ると誰しもこのまばゆい青春を通り過ぎてきたのです。肉体は年を取りますが心だけは永遠に青春でいたいものです。その肉体もそろっと夏バテ気味です。次回夏バテ解消法について(060915) |
134)夏バテ、秋バテ解消法 |
夏の暑い時期は食も進まず、ついついうどんや冷や麦、素麺などののど越しの良い食べ物ですましてしまいがちですがこれらの澱粉を消化するのに大量のビタミンB1,B2、カリウムなどが必要となってきます。B1,B2を含む食品は豚肉やウナギなどに豊富に含まれていますがこれらの食品は夏はどうしても敬遠されがちになりその付けが夏バテとして回ってくるのです。お米の胚芽部分にも多くのビタミンが含まれていますが現在はお米は精米されていて大事なビタミンやミネラルを含む胚芽は削り取られてしまいます。玄米をそのまま食べればベストですがなかなか食べ慣れていないと口に合いません。とにかくだるさ、疲れを感じる人はビタミン剤などでB1、B2を補って下さい。果物と野菜はビタミン豊富ですが果物には糖分も多くついつい糖分の取りすぎにつながります。野菜をばりばり食べましょう。(061005) |
135)冷え性について |
冷え性は女性に圧倒的に多く原因は@基礎の体温が低いA低血圧B貧血C運動不足D生活が不規則E体を冷やす食べ物(ジュースや生野菜など)F体を冷やす環境(薄着でクーラーなど)G肥満(脂肪は本来熱を通さず冷たい)Hストレスなどによる自律神経失調症などが上げられます。いずれも末梢循環障害を引き起こして手足が冷たく感じられます。予防はまず運動。足の先まで温かい血液が流れていくとイメージして行って下さい。体中がポカポカしてきたら成功です。持続して下さい。また食べ物は室温以下の食べ物は避けてこれも意識して体中がポカポカするような食べ物を取るように心がけて下さい。肥満は末梢血管を細くしますし自律神経の緊張は血管を収縮させて血のめぐりを悪くさせます。少し温めのお風呂で20分くらいリラックスするなど体の中から血行をよくすることを考えて下さい。そうでないといくら厚い靴下やももひきを何枚はいても冷え性は治りません。以上のことを心がけて今年の冬はポッカポカで過ごしましょう。(061115) |