20年後も変わらず輝き続ける子どもたちを夢見て−

 「何を大げさな」そう思わないでください。私たちは真剣にこの夢を見ようとしているのです。

 幼児期に必要なのは、自分という存在が受け入れられているという安心感を得ることと、そしてその中で一生懸命遊ぶこと。この段階を経て、これに満足して、そして次のステップに進んでいきます。でも、大人の都合が優先し、大人の価値観を押しつけるのが良い教育だと錯覚されることが多い中、子どもたちは、今したいことや、今すべきことがおろそかにされ、次から次へと過剰な刺激にさらされがちです。その結果は、もろい土台の上に危なっかしい建物が築かれるようなものでしょう。子どもは、見守られる安心の中で、おもいっきり遊びたいのです。

 ひとりひとりの子どもを認め、ひとりひとりの子どもを受容する、そのために私たちはひとりひとりを愛します。愛される喜びは、愛する喜びへとかわります。愛と希望に満たされた歩みなら、どんな時にも輝きを放つでしょう。そう、今受ける愛が、20年後の輝きの源になるのです。

 神様が私たちを愛してくださっているというこの喜びを、子どもたちにも伝えたい、それが私たち十日町幼児園の保育です。     園長  新井 純

お父様とお母様を大切にしましょう。
お隣の人をかわいがりましょう。
いつも喜びましょう。
絶えず祈りましょう。
全てのことについて感謝しましょう。

 これは、聖書の教えに基づいた当園の「おことば」です。子どもたちは、毎日この「おことば」を唱えます。

 十日町幼児園は、日本基督教団十日町教会が1944年2月15日に開設し、1989年1月20日社会福祉法人認可を受けた社会福祉法人おりいぶ会が設置/運営しているキリスト教保育をする乳幼児保育施設です。

 キリスト教保育とは、保育者が聖書の教えに従い、キリスト教の愛と奉仕の心をもって保育することです。

 愛されるということが、どんなに嬉しく、また素晴らしいことであるかを私たちは知っています。自分を理解してもらえる、受け入れてもらえる、ということが喜びであることを知っています。だから、私たちは自分自身を誰よりも愛するのです。まして、自分からではなく、隣人から愛されたら、どんなに嬉しいでしょう。
 愛された子ども(人)は、愛することを知ります。愛される喜びを知った子どもは、愛する喜びをも知るようになります。だから、私たちの園では、一人一人の子どもたちをかけがえのない存在として愛します。大切な命を愛おしみ、健やかな成長を心から願いながら子どもたちとふれ合います。神様が私たちを愛してくださっておられる、そう信じるから、私たちも子どもたちを愛するのです。

 当園では、保育者の愛と保護のもとに、子どもたちは自由にそして楽しい遊びを通して、様々なことを子どもたち自身が気づき、また学び、生きる喜びを経験します。また、神様が一人一人をかけがえのない存在として受け入れてくださっておられることに気づき、神様がお与えくださったそれぞれにふさわしい賜物を尊重し、これを伸ばすよう努め、神様に感謝し祈ることができる子どもになれることを目指しています。
 さらに、保護者の皆様と職員との連携を大切にしています。それは、単に子どもを預かるというのではなく、育児の喜びを共有したいと願い、育児を通して自らも育てられる「育自」につなげたいと思っているからです。

保育サービス

乳児保育・・・・・生後2ヶ月からお預かりします。

延長保育・・・・・朝は7時15分から夕7時まで開所しています。

休日保育・・・・・日曜祝日も開所。要予約。有料。

一時保育・・・・・入園前のお子さまの一時保育。要予約。有料。

病後児童保育・・・病後回復期や軽い発熱状態の子どもの保育。有料。

見学は随時受け付けています。
一度ご覧になってください。