健康スポーツ教室

25)スポーツの秋
暑い夏も終わりいよいよ食欲の秋、スポーツの秋です。近年のスポーツ熱は肥満気味の中年層を中心にますます盛んになってきています。公営の体育館などでも格安で各種のトレーニングが受けられるようになり、やる気と根気さえあればまことに便利になりました。さあやるぞと身構えなくても「日常生活で、労働以外にやる身体活動をすべてスポーツと考えて良い」と気楽に考えて今日からスタート。最近話題の骨粗鬆症の予防法をひとつ。スウェーデンのロダール博士によると「立っている時間が一日3時間未満になると、脚の骨からカルシウムが抜けていく」とのことです。せめて一日3時間は自分の脚で立っていましょう。これも立派なスポーツです。

26)スポーツは楽しく(971009)
西洋の子供たちがスポーツをする時間は1つの種目につき週に一回2時間が普通です。そのためそのスポーツが待ち遠しくてたまりません。また一人が4種目くらいやっているのでいろいろのスポーツを楽しむことが出来ます。反対に日本では専門的になりすぎてしかも毎日朝練、午後練、日曜祭日もなく延々と練習に明け暮れるのでだんだん苦痛になってきます。卒業すると自分のやったスポーツに見向きもしなくなる人が多いのもこのせいです。この違いはどこのあるのでしょうか。実は指導する大人に問題があるのです。長い目で見て子供の一生を通じて楽しいスポーツが身に付くように余裕を持って指導してもらいたいものです。勝ち負けは二の次です。