地域の交通手段を守るのもアクトです。

乗って残そう「飯山線」・・・りんごのふるさと三水村へ親睦旅行

会員親睦委員長 村山義政

自分達で取ったりんごを前に記念スナップ

大きいりんごを見つけてもぐ楽しさ

お世話になった飯山線十日町駅駅長宅、収穫を前にりんごの話に花を咲かせた

最後に立ち寄った三セク経営の紅葉荘りんご風呂に入ってとても楽しかった
 
 11月17日、日曜日…数日前までの天気予報は晴れ後曇りであつたが、当日は曇りから雨の予報に変わり、数十年前に味わつた遠足のドキドキ感を持つての十日町駅集合となりました。
 近年めつきり乗降客が少なくなり、これからの推移次第では枕本を外す羽目になりかねない「飯山線」を少しでも我々が乗つて十日町駅の収入を上げるのも立派なアタトになるのではないかと計画されたのが、今日のりんごのふるきと三水村への親睦旅行でありました。
 日本一の大河、信濃川から千曲川の流れに沿つて走る飯山線、朝靄にかすむ億濃の山々とゆつたりと流れる信濃川を車窓から眺めながら「来て良かつたノー」「素晴らしい景色だノー」そんなため息が聞こえる列車の旅もちょうど二時間で上今井に到着。
ふるさとやもみじの作曲でお馴染みの童謡作曲家、高野辰幸さんの生誕の地らしく童謡の音楽が流れるホームでの出迎えです。
 こんなに素晴らしい列車の旅を味わえる「飯山線」が我々の地域にあるのだから、何とかして末永く地域の足として存続してほしいものです。
今回の計画の発端となったもうひとつには、十日町駅長、島田さんが三水村出身でりんご農家であつたことでもありました。
 駅から5分、早速コタツにあたりながらしばしのりんご談義をした後、いざりんご畑に、正に三十歳?も若くなり、木に登るやら、早速食べるやら、お腹と両手にいつばいのりんどを欲と体力で持ちかえりました。
 帰りは村営の「もみじ荘」に立ちより信州そばを満喫、りんご風呂で汗を流しましたが、あまりにも良い風呂とかお酒に酔つたのか、二人程熟睡をし、なかなか時間になつても起きないハプニンダも。
 翌日は市長選と結婚式等の行事から参加者が10人と少なかつたが、親睦を通して地域振興を考えるこの事業が、きつと十日町ライオンズクラプの親睦の有り方を変える第1歩となる事を確信をした行事でありました。