米作り名人“庭野重信さん”の
        米作りの秘訣




  • タネモミを蒔くまでに、苗床に雪がない状態にするため、雪が降るたびに、苗床の雪を片づけます。
    タネモミは毎年、新しいものにします。
    購入した新しいタネモミを塩水に入れ、選別して良いものだけを使います。

  • 4月1日から、5回に分けてタネモミを蒔き、生育を良くするために、1株を20本くらいに分げつします。

4月28日頃には、田植えを始めます。 早く植えた方が草丈が短く、葉が多くなります。草丈が低い方が倒れにくく葉の数が多い方が収穫量が多くなるのです。

  • 5月中旬まで、川西山に雪のあるうちは、霜が降りることがあります。その時は日の出前に水をかけて、霜を解かします。そうしないと、霜がレンズの役目をして葉を焦がしてしまいます。

できるだけ農薬を使わななくてすむように、春先の寒い頃は水を多め、また、日中の温度が高い時は水を少めなど、1日3回田の様子を見て水量を調整します。
また、4〜5日ごとに水を入れ換えます。こうすれば、水が腐らないので、根が腐ることもありません。

  • 6月20日頃、一度田んぼの水を干します。 水を干すと根の部分が水がなくても大丈夫になります。しかし、水をためっぱなしにしてもダメになります。
    条件によっても違いますが、刈り取りの2日前まで、3日水を入れ、2日水を干すということを繰り返します。

  • 秋になってしまうと、土を堅くできないので、夏のうちに水を抜いて土を堅くしておきます。土が堅いと根の張りが良くなり、根腐れが起きません。また、収穫もしやすくなります。

7月中旬〜下旬に、追肥をします。肥料は油かすを中心とした有機質肥料です。



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