観光スポット II
 

C O M O  I T A L Y


ラリオ湖畔・オルモ邸まで


カヴール広場から湖を右にして、トレント湖岸通り
lungolario Trentoを公園 まで進むと、湖に沿ってボートの停留所がある。そのすぐ左側に、1983年5月28日にサンドロ・ペルティーニによって落成式が行われた、ヨーロッパ・レジスタンス記念碑monumento alla resistenza europaがある。この記念碑の湖畔側に広島県から送られた原爆の記念の石が展示されている。


レジスタンス記念碑
更に進んで行くと、1927年のアレッサンドロ・ヴォルタの没後百年記念に湖岸に建てられた、新古典主義の建物、ヴォルタ博物館Tempio Voltianoに着く。内部には、ヴォルタの胸像、浅い浮き彫り、遺品などが保管されていて、入り口の左から年代順に配列されている。 開館時間は、4月から9月は、10時から12時までと15時から18時まで、10月から3月は、10時から12時までと14時から16時まで。月曜日は、休館。


ヴォルタ博物館
その少し先、同じく湖岸に、コモ出身のアントニオ・サンテリアの設計で、ジョゼッペ・テラニによって、1933年に建てられた戦没者慰霊碑
monumento ai cadutiがある。元々は水力発電所として考案されたものである。又、この記念碑の正面に、シニガリア競技場がある。1927年に競艇場として建設され、その語スポーツ競技場に変更された。再び湖に沿って進むと、ラリオ・クルー、ヨット・クラブ等の建物を過ぎて、左側にヨーロッパで唯一の水上飛行機のパイロット養成学校航空クラブの格納庫がある。



戦没者記念碑
散歩道は、素晴らしい公園に建てられていたオルモ邸villa Olmoまで。きょだいなニレの木olmoがあった所に、1782年‐87年の間に建設された(ニレの木は、伝説ではプリニオ・イル・ジョバネが植えたとされている)。幾人かの所有者を経て、現在は市の所有。 公園の入場は、4月から9月までは、8時から23時まで、10月から3月までは、9時から19時までである。一方、邸宅は、展示会か会議の時にのみ訪ねることができる。
オルモ邸
オルモ邸の対岸にブルナーテBrunateがある。人気のある小さな避暑地。あまり空き地が無いので、スペースを見つけたら早めに駐車した方が良い。町に入るとケエブルカーのえきを示す標識のアーチが目に入る。一方、アーチの下を通って行くと、コモ‐ブルナーテ間のケーブルカーの山頂駅にでる。






コモ‐ブルナーテのケーブルカー
左に、コモ市と湖の入り江のすばらしいパノラマを見晴らせる「バルコニー」がある。駅の後ろにある広場(広い駐車場がある)から、アルプス、パダーノ平野、そしてブリアンッアの湖などの素晴らしいパノラマが見られる。人気のある観光地ブルナーテは、いくつものピクニック・ルートの出発点。2キロはなれたサン・マウリッオSan Maurizioは、湖の2番目の入り江のパノラマが素晴らしい。1927年、ここにヴォルタ灯台faro Voltianoが建てられた。高さ29メートルの八角形の塔で、湖のほとんどを見晴らすことができ、アルプスのモンテ・ローザ Monte Rosaまで見える絶景のパノラマが楽しめる。

ブルナーテから見たコモ

まだまだ掲載不足ですが参考になれば幸いです。